国の2020年度税収が過去最高
7月5日に財務省が発表した2020年度の税収が、約60.8兆円で過去最高でした。
2020年末時点では、55.1兆円と政府は予想していたが、約5.7兆円の上振れとなった。この上振れとなった税収全体を押し上げたのが、法人税と消費税の増収が大きな要因のようです。
法人税増収については、巣ごもり需要の堅調さや株高を背景に好調な業種などの下支えがあったことが要因と考えられ、消費税増収については、2019年10月に税率が引き上げられた影響が反映されたことが要因と考えられます。
新型コロナウイルスの影響で景気が悪化している一方で、2020年度の税収への影響は、限定的だったということなのでしょうか。